賞味期限ぎりぎり雑記帳

ウチの冷蔵庫に眠っている素材を、新鮮なうちに調理します

ノートを買う覚悟・時間の価値

今月から、明日のライターゼミに通うことにした。主催者も登壇者も錚々たるメンバーで開催される、業界内で話題沸騰の講座である。

「きっとイケイケでキラキラした若者(→雑)ばかりなんだろうな……」

43歳(なのに)駆け出しライターとしては、その門を叩くのはかなり勇気のいることだった。たまたま締切間近で知り、考える間もなく申し込めたからよかったものの。

ということで、会場に行く前も、行ってからも、しばらくは緊張がほぐれなかった。

実際に受けてみて「行ってよかった」と心から思えた。

内容も受講者も、まさに「今の自分」が求めていたカタチだったから。

レジュメの配布がなかったので、手帳に申し訳程度についているメモ欄に、一心不乱にノートを取り、あっという間の120分となった。

翌日、書き直しながら復習をしたいと思い、最寄りの丸善にノートを買いに行ったのだが。

「学びのためにきちんとしたノートを買う」という行為自体が、久しぶりすぎて、自分でも驚いてしまった。

考えてみれば「記録する」こと一つにしても、今の時代、

 スマホやPCでメモる→SNSで発信しながら?ただ単にメモ?それとも…

と選択肢がたくさんある。

そんな環境下にわざわざお金を出して、ノートを買う。

そう意識したとき、それは「学びへの覚悟」につながることに気づき、急に慎重になってしまった。自分でも意外だった。

学生時代、あんなにも無駄に使っていたノート。恥ずかしいことだが、使い切ったことなどほとんどなかった。それが今では聖域と化している。

今書きながら思ったけど、自分にとって「ノート=時間」の使い方は似ているのかもしれない。

 

「買い物とトイレは早いと評判の私」が、30分もの時間を費やし、B5・オレンジ色・背の部分が銀というデザインのものを選んだ。


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がんばろうっと。